メンズスキンケアは3つでいい|美容好き美容師が行き着いたシンプルケア入門

メンズスキンケア入門 3ステップ 美容好き美容師が解説 メンズスキンケア

「スキンケアって、何から始めればいいの?」

「化粧水とか乳液とか美容液とか…種類が多すぎて意味がわからん」

わかります。僕も最初はそうでした。

こんにちは、美容師のtottoです。美容師という仕事柄、もともと美容が好きで、スキンケアもこの10年くらいで本当に色々試してきました。高い美容液に手を出したり、韓国コスメを取り寄せたり、逆に何もしない期間を作ってみたり。

そんな美容好きの僕が、遠回りした末にたどり着いた結論はこれです。

男のスキンケアは、3つだけでいい。

この記事では、美容に詳しくない人でも今日から始められるシンプルなスキンケアの方法を、僕の実体験ベースで全部まとめました。読み終わったら、そのままドラッグストアに行けば始められるようになっています。

僕も昔は「スキンケア=女のもの」だと思ってた

最近はメンズでもスキンケアは当たり前な時代になってきてますよね。

ですが

20代前半の僕はスキンケアなんて何もしていませんでした。洗顔はボディソープのついで。風呂上がりに顔がつっぱっても「そういうもんだろ」と放置。日焼け止めなんて海に行く日だけ。

変わったきっかけは、美容師の先輩に言われた一言でした。

「お前、髪はキメてるのに肌ガサガサだと台無しだぞ」

グサッときました。それから見よう見まねでスキンケアを始めて、失敗も含めて色々試した結果わかったのは、難しいことをする必要はまったくないということ。むしろ最初に頑張りすぎると続かない。シンプルなケアを毎日続けるほうが、高級品をたまに使うより肌の調子は良くなると実感しています(もちろん個人差はあります)。

そもそも男にスキンケアって必要?

結論、必要です。しかも男の肌は、実は女性よりハードモードと言われています。理由は3つ。

  • 皮脂が多い:男性の肌は女性の約2倍の皮脂が出るとされ、テカリや毛穴詰まりが起きやすい
  • 水分が少ない:皮脂は多いのに水分量は少なめ。「ベタつくのにカサつく」のはこのせい
  • 毎日髭剃りでダメージを受けている:カミソリは肌の表面を少しずつ削っている。毎日小さな傷を作っているようなもの

つまり男の肌は「汚れやすく、乾きやすく、傷つきやすい」。なのに何もしていない人が大半なんです。逆に言えば、少しケアするだけで周りと差がつくということでもあります。

その習慣、逆効果かも。やりがちなNG習慣5つ

本題の前に、僕自身もやらかしていたNG習慣を挙げておきます。当てはまる人、結構いるはずです。

メンズスキンケアのやりがちNG習慣5つの図解
1つでも当てはまったら、この先を読む価値あり

①ゴシゴシ洗顔

「しっかり洗う=強くこする」は完全に間違い。肌の表面を傷つけて、乾燥やヒリつきの原因になります。汚れは泡で浮かせて落とすもの。手で肌をこする必要はありません。

②熱いお湯で顔を洗う

シャワーの温度(40℃以上)で顔を洗うと、必要な皮脂まで根こそぎ流れて乾燥が加速します。顔はぬるま湯(32〜34℃くらい)がベスト。これは髪や頭皮にも同じことが言えて、僕がサロンでもよくお伝えしているポイントです。

③ボディソープで顔を洗う

昔の僕です。(笑) 

ボディソープは体の皮脂を落とすために洗浄力が強めに作られているので、顔には刺激が強すぎることが多い。洗顔料は顔用を使いましょう。

④保湿を一切しない

「俺は脂性肌だから保湿いらない」という人ほど要注意。肌は水分が足りないと、守ろうとして逆に皮脂を多く出すと言われています。お肌も一生懸命潤いを与えようと頑張ってしまうんです。つまりテカる人ほど保湿が必要な場合があるんです。これを知ったとき、僕は衝撃を受けました。

⑤日焼け止めは夏だけ

これは超重要だと個人的に思ってます。

紫外線は一年中降り注いでいます。曇りの日も、冬も。肌の老化の大きな原因は紫外線と言われていて、シミ・シワ・たるみに直結します。「夏だけ塗る」はかなりもったいない。

美容師totto
totto
ちなみに①〜③、全部昔の僕がやってたやつです(笑)。気づいた今日から変えれば全然間に合います。

【結論】男のスキンケアはこの3つだけでいい

お待たせしました。色々試した僕の結論、男のスキンケアは「洗顔」「保湿」「日焼け止め」の3つだけでOKです。美容液もパックも導入液も、最初は必要ありません。順番に解説します。

メンズスキンケアの3ステップ図解(洗顔・保湿・日焼け止め)
この3つだけ。これなら続けられそうじゃないですか?

ステップ①:洗顔(朝と夜の2回)

スキンケアの土台です。やり方はこれだけ。

  1. ぬるま湯で顔を軽く濡らす
  2. 洗顔料をしっかり泡立てる(泡立てネットを使うとラク)
  3. 泡を転がすように洗う。手と肌の間に常に泡がある状態
  4. ぬるま湯で20回くらいすすぐ(フェイスラインの残しに注意)
  5. 清潔なタオルで押さえるように拭く。こすらない

ポイントは「泡で洗う」こと。僕は泡立てネットを使い始めてから洗顔の概念が変わりました。100円ショップで買えるので、ぜひ試してほしい。

正しい泡洗顔の手順5ステップ図解
保存版:迷ったらこの図を見返してください

ステップ②:保湿(洗顔後すぐ)

洗顔後の肌は水分がどんどん逃げていく状態。洗顔後1分以内に保湿するのが理想です。

基本は「化粧水→乳液」の2段構え。化粧水で水分を入れて、乳液でフタをするイメージです。それぞれ500円玉くらいの量を手に取り、顔全体にやさしくなじませる。パンパン叩き込む必要はありません。手のひらで包むように押さえるだけで十分です。

「2つも面倒くさい」という人は、化粧水・乳液・美容液が1本になったオールインワンでOK。僕も忙しい時期はオールインワンに頼っていますが、正直これだけでも肌の調子は全然違います。続けることが何より大事なので、面倒くさがりな人ほどオールインワンから始めるのが正解だと思います。

美容師totto
totto
僕は脱衣所にオールインワンを置いてます。「風呂から出たら塗る」を仕組みにしちゃうと、忘れようがないのでおすすめです。

ステップ③:日焼け止め(朝・外出する日)

美容好きとして声を大にして言いたい。日焼け止めは最強のコスパ美容です。

高い美容液を使うより、毎日日焼け止めを塗るほうが、5年後10年後の肌に効いてくると言われています。シミ・シワ・たるみといった「老け見え」の原因の多くは紫外線。つまり日焼け止めは「未来の自分への投資」なんです。

  • 日常使いならSPF30・PA+++程度で十分
  • 白浮きしにくい「ジェルタイプ」がメンズには使いやすい
  • 朝の保湿のあとに顔全体へ。首も塗ると◎

最近のメンズ向け日焼け止めはベタつかず、塗ってる感もほぼゼロ。昔の「日焼け止め=白くてベタベタ」のイメージは捨てていいです。

美容師totto
totto
美容好き仲間と「もっと早く知りたかったコスメの話」をすると、日焼け止めがだいたい1位になります(笑)。それくらい差が出ます。

💡 3ステップのまとめ

  • :洗顔(ぬるま湯でもOK)→ 保湿 → 日焼け止め
  • :泡洗顔 → 保湿(風呂上がり1分以内)
  • かかる時間は1日5分。まず1ヶ月続けてみる

【参考】僕のリアルな毎日ルーティン(朝2分・夜3分)

「具体的に毎日何をすればいいの?」という人のために、僕が実際にやっているルーティンを公開します。見ての通り、かかる時間は朝2分・夜3分程度。歯磨きより短いくらいです。

朝のルーティン(約2分)

  1. ぬるま湯洗顔(朝は洗顔料なしです。乾燥肌なもので)
  2. オールインワンで保湿
  3. 日焼け止めを顔と首に

夜のルーティン(約3分)

  1. 風呂で泡洗顔(1日の皮脂・汚れをリセット)
  2. 風呂上がり1分以内に化粧水
  3. 週2くらいでパック使用。(スキンケアに慣れてからで良いと思います)
  4. 乳液でフタをして終了

ポイントは、完璧を目指さないこと。飲み会で帰りが遅い日は、洗顔してオールインワンだけ塗って寝ます。それでもゼロよりは全然マシ。「やらない日を作らない」ことのほうが、丁寧さより100倍大事です。

めんどくさいからと言って洗いもせずに就寝なんてのは厳禁ですよ!

肌タイプ別のワンポイントアドバイス

基本の3ステップは同じですが、自分の肌タイプに合わせて少し調整すると、さらに快適になります。

  • 乾燥肌(カサつく・つっぱる):洗顔料は「しっとりタイプ」を。朝の洗顔はぬるま湯だけでもOK。保湿は乳液を気持ち多めに
  • 脂性肌(テカる・ベタつく):「さっぱりタイプ」の洗顔料+油分少なめのジェル系保湿が快適。ただし洗いすぎは逆効果なので洗顔は1日2回まで
  • 混合肌(Tゾーンだけテカる):日本人男性に一番多いと言われるタイプ。テカる部分から泡を乗せて、頬はサッと洗う程度に
  • 敏感肌(ヒリつきやすい・赤くなりやすい):「敏感肌用」「低刺激」表記のものを。新しい商品は腕の内側で試してから顔に使うと安心です

自分の肌タイプがわからない人は、夜の洗顔から3時間後の肌をチェック。全体がカサつくなら乾燥肌、全体がテカるなら脂性肌、おでこと鼻だけテカるなら混合肌の可能性が高いです。

髭剃り後のケアを忘れずに

男特有のポイントがこれ。髭剃り後の肌は目に見えない小さな傷がついて、とても敏感な状態です。

  • シェービング剤は必ず使う(石鹸の代用はNG)
  • 剃った後は必ず保湿。化粧水+乳液 or オールインワン
  • カミソリの刃は定期的に交換(古い刃は肌荒れのもと)

ちなみに「毎日の髭剃り自体が肌の負担になっている」のも事実で、肌荒れに悩んでいる人の選択肢として髭脱毛を選ぶ人も増えています。興味がある人はメンズ脱毛の種類とメリット・デメリットの記事にまとめているので、あわせてどうぞ。

全部ドラッグストアでOK。予算は3,000円あれば足りる

「スキンケア=金がかかる」と思っている人、安心してください。最初は全部ドラッグストアで揃って、予算3,000円もあれば十分です。

  • 洗顔料:500〜1,000円程度
  • 化粧水+乳液(またはオールインワン):1,000〜1,500円程度
  • 日焼け止め:700〜1,000円程度

美容好きとしての本音を言うと、高いものと安いものの違いは確かにあります。でもそれは「上級者が違いを楽しむ世界」の話。初心者がまず手にすべきは、気兼ねなく毎日たっぷり使える価格のものです。ちびちび使う高級品より、バシャバシャ使える普及品。これは断言できます。

肌は生活習慣も映す鏡

最後にもうひとつ。どんなにスキンケアを頑張っても、生活がボロボロだと肌に出ます。

  • 睡眠不足:肌の修復は寝ている間に行われると言われています
  • 脂っこい食事・飲みすぎ:皮脂の分泌に影響しやすい
  • ストレス:肌荒れの引き金になることも

実はこれ、髪もまったく同じなんです。睡眠・食事・ストレスは肌にも髪にも直結する。詳しくは薄毛の原因と対策の記事でも書いているので、気になる人はチェックしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 効果はどれくらいで実感できる?

A. 個人差がありますが、肌のターンオーバー(生まれ変わり)は約1ヶ月周期と言われているので、まずは1ヶ月続けてみてください。僕の場合は、洗顔と保湿を整えただけで「風呂上がりのつっぱり感」が数日でなくなりました。

Q. 化粧水だけじゃダメ?

A. 化粧水だけだと水分が蒸発しやすいと言われています。乳液でフタをするか、最初から1本で完結するオールインワンを選ぶのがおすすめです。

Q. ニキビや肌荒れがひどい場合は?

A. セルフケアで改善しない肌トラブルは、無理せず皮膚科を受診してください。スキンケアはあくまで日常の予防・メンテナンスで、治療の代わりにはなりません。

Q. 眉毛や髪のケアもしたほうがいい?

A. 美容師としては全力でYESです(笑)。清潔感は「肌・髪・眉」の3点セット。肌が整ったら、ぜひ髪のケアにも目を向けてみてください。シャンプーの選び方の記事が参考になるはずです。

まとめ|今日からできる。まず1ヶ月続けてみよう

  • 男の肌は「皮脂が多い・水分が少ない・髭剃りダメージ」のハードモード
  • ゴシゴシ洗い・熱いお湯・保湿なしはNG習慣
  • やることは洗顔・保湿・日焼け止めの3つだけ
  • 面倒ならオールインワンでOK。続けることが一番大事
  • 日焼け止めは最強のコスパ美容
  • 予算3,000円・ドラッグストアで今日から始められる
  • ひどい肌トラブルは皮膚科へ

スキンケアは「意識高い人の趣味」じゃなくて、歯磨きと同じ「身だしなみの習慣」です。始めるのに遅すぎることはありません。僕ももっと早く始めればよかったと心から思っています。

まずは今日、ドラッグストアで洗顔料とオールインワンを買うところから。1ヶ月後の鏡が、ちょっと楽しみになるはずです。


✍️ この記事を書いた人:美容師totto
美容師歴20年の美容好き。髪のことはプロとして、スキンケアは一人の実践者として、自分で試して良かったものだけを発信しています。 → 詳しいプロフィールはこちら
⚠️ 免責事項:本記事は筆者の実体験と一般的な情報をもとにした参考情報です。肌質には個人差があり、効果を保証するものではありません。肌トラブルやアレルギーがある場合は、皮膚科などの専門医にご相談ください。

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